ワーキングブーツの補修です。

初めて外人さんから依頼ありました。
映画の俳優さんの様なカッコいい人でした。
簡単な英語と身振り手振りでどうにか対応しました。(^^;)

このブーツ、実はお父さんが仕事で世界中を回っていた時のもので、キレイに補修して、自分の息子に渡したいとのの事でした。

なんていい話なんだと思いましたが、かなりボロボロだったのでどうしようか迷いました。

内側もかかとの部分が破れています。

結果、新品の様にしてお父さんの思い出をすっかり消すより、使い込んだ味を残した方が良いのではないかと考え、クリーニングと、破れ部分の補修をした後、靴クリームで仕上げることにしました。

内側のかかと部分も補修しました。

受け取りに来たのは、これまたモデルの様な奥様で緊張しましたが、後で依頼された旦那様からメールが届きました。

『 Thank you so much for the excellent work 』